僕らの中には鬼がいるのかな?いないのかな?いる人もいればいない人もいるのだろうか?それは僕にはわからない。一般化はよそう、一般化は曇ったメガネをかけて見た世界だから。

小学校5,6年生くらいのある夜、母親は私に対して説教をしていた。説教と書いたけれどそれが説教であったのか怒りを私に対してぶつけていたにすぎないのかそれは忘れてしまった。何に対して彼女は私に対してそういった行動をなしたのかも。

ただひとつ社会人の今でも覚えている映像がある。彼女は酔っていた。そして支離滅裂なことを喋り始めた。理不尽なことを言うもんだと子供ながらに思ったと記憶している。それで私は壁を蹴って反抗を表した。すると彼女は心の底からの憎悪の念が浮かぶ眼差しを向け、それは私を射た。鬼だ。そう私は直感した。私はやや強い怒りと悲しみのないまぜになった感情を抱いた。

親でも子供を一瞬でも憎む瞬間があるのだ、私は思い、それは当時の私にとり、とても衝撃的なことだった。

普段は母が私を憎んでいると感じることなど無いし、個々まで育ててくれたことに対して少しは感謝している。

ただその時の映像はまだ私の中に残り続けており、それは一生消えないアザのようなものなのだろう。

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